2018年8月のGoogleコアアップデートで検索順位が回復したサイトと下がったサイトについてまとめでみました。
ども。専業アフィリエイターの半兵衛です。
いや~、本当にGoogleウゴウゴで厳しい状況が続きますね~。
最近のアルゴリズムの変動はアフィリエイターにとっては逆風ばかりな感じです。
当社サイト群も何かと動きがあり、痛手を受けております。
ただ、凹んでいる暇はありません。
ピンチはチャンスということで、この状況で突破口を見いだせればさらに成長できるはずです。
というわけで、今回は2018年8月のアップデートの影響をまとめたいと思います。下がったサイトばかりではなく、上がったサイトもありますので、そのサイトに実施した施策もまとめました。
SEOについては疎すぎて直感アフィリエイターの私ですが、何かお役に立てれば幸いです。
下がったサイトについて(ジャンル、特徴など)
2018年8月2日になんかウゴウゴ、Googleがコアアップデートなるものを実施いたしました。
まずは下がったサイトです。
綺麗に食らってますね・・・。
これ気づいたの2週間後くらいなのですが、結構食らってました。
このサイトは以前「外注さんのポテンシャルを引き出し完成したサイト」の記事で紹介した「40代13社転職体験記」というサイトなのですが、がっつりアップデートの影響を受けています。
元々、ジワジワ下がってきていて、転職ジャンルは公式サイトばかりが上がる感じになっていたのですが、8月でとどめを刺された感じですね~。
下がった原因はなんでしょうか。SIRIUSのデフォルトテンプレートだからか。ほとんど放置状態だったからか。アフィ感が強かったらか・・・。
このサイトは「40代 転職」で一時期は1位をとっており、そして、長らく2位だったのですが、今では圏外に一掃されてしまいました。
私のサイトだけでなく、ともに競い合っていたアフィサイトも今見てみると吹っ飛んでしまっていますし、上位は安定のマイナビと公式転職サイト群が多くなってしまっています。
果たしてこの検索結果、ユーザーにとって必要な情報が入っていますかね。私が言うのもなんですが・・・ろくなサイトがないのでは?
じゃあお前のサイトはどうなんだ?ということですが、実際の40代の経験、熱い思いが入っていてまあまあいいんじゃないかなって思いますよ。なので、また復活してくれることを願って放置しておきたいと思います。
続いて下がったサイトがこちら
いや~、見るのが嫌ですね。
こちらはコツコツ外注記事を入れていた看護師サイトです。
2014年あたりからコツコツ記事を増やしてアクセスはデイリー500超を安定していましたが・・・
まずは2017年12月の健康アップデートでズコーーーって下がりましたね。
そして、その後回復の見込みがなく、ジワジワ下がり、8月のアップデートで、あまり差がない感じですが、下がっております。
まあこのサイトが下がる理由はなんとなくわかります。
とにかく外注記事を突っ込んでいた感じのサイトだからです。
前後の記事の脈略もなく、CVするワードを探しては記事を書いてもらい、どんどん入れていっていました。過去記事もあまり手直しすることもなく。
なにせそれでアクセスがとれていましたからね。
ただ、いつまでも記事をぶっこむだけではダメみたいですね。
下がった理由としては健康アップデートもそうですが、直帰率が高すぎるんじゃないかというのが一つの理由だと思います。一応内部リンクとかはしっかり入れるようにしていますが、直帰率はこの1年平均で90%ほどでした。
良いサイト、良い記事なら関連記事やTOPに戻ったりしますよね。それがないということは、やっぱりそれほどいいサイトではなかったということですね。
この外注さんとは付き合いが長いので・・・何とか復活させて、残したいですが・・・。
苦しい状況です。
外注記事をポンポン入れて、あまり思い入れもなく、CVするワードをひたすら探してという感じではいいサイトにはなりませんよね。
しっかりと過去記事も手直しをして、興味を湧くような記事を書いていかないと難しいのかなと思いました。
量産型はちょっと厳しい時代になっている気がします。
その他、スタッフさんのホワイトニングサイトとか
8月2日以降、下がっていますよね。ちょっと直帰率が高いのが気になっているサイトで、回復できるか何とも言えません。
このサイトはちょっと変わってて、8月9日あたりから順位が下がったので、アップデートの影響ではないかもしれませんね。医療系だからかところどころ下がる期間があって、不安定な感じではあります。
このサイトの直帰率は60%と低く、サイト内を循環してもらっている感じがするので、このサイトはいずれ回復するかなあと思います。
以上、主に下がったサイトの紹介でした。
下がったサイトの特徴は何とも言えませんが、やっぱり、コンテンツ量産型かなあって思います。
記事の量や文字の量で、コンテンツ網羅的に詰め込んだ感じで上がっていたけど、ユーザーにとってそこまでプラスではなかったのか、直帰率が高いサイトが下がっていたという印象です。
まあ、今の検索結果もいまいちなので、ある程度は回復するかなって思います。
やさぐれている暇はないので、今成長していっているサイトに力を入れていきたいと思いますね。
8月のGoogleコアアップデートで検索順位が回復したサイト
続いて順位が回復したサイトです。
このサイトは「FXアフィリエイトを3年続けてみた感想。」の記事で紹介したアフィリエイトROCKの兄弟サイト「ハイリターン投資ROCK」です。
2018年5月のアップデートでアクセスがガクッと下がりました。個人的に思い入れのあるサイトだったので結構ショックだったです。
ただ、競合していたアフィリサイトは下がっていなかったんですよね。自分だけが食らったような感じでした。
なぜなのかな~、と思い当たる節が一杯あったので、順位が下がった5月からそれを順次対応していきました。
その結果、8月2日のアップデートのタイミングで戻りました。アクセスが大きく増えているのはトレンドワードもあったのでわかりにくいですが、明らかに落ちたワードが元の順位以上に戻ってきてくれました。
これは正直施策が良かったのか?といわれるとなんともいえません。
たまたま8月のタイミングで戻っただけなのかもしれません。
とにもかくにも戻ったことは良かったです。
以下、すごく基本的な内容なのですが、実施施策を紹介します。
SSL化
まずはSSL化ですね。
SSL化はWordPressはわいひらさんの寝ログ、シリウスはマナさんのブログを参考にしています。
WordPressのSSL化⇒WordPressをhttpからhttpsにSSL化した全手順まとめ
シリウスのSSL化⇒SIRIUSのサイトをSSL化する方法
構造化データエラーの修正
Search Consoleの構造化データを見てみると
authorがありません
updateがありません
といったエラーが出ていました。
そういえばこの投資サイトのテンプレートは更新日時が出ていません。
素直にテンプレートをかえればいいのですが、謎に愛着もあったので、手動で直すことに。
確かこちらのサイトを参考にコネコネしました。
参考:Googleウェブマスターツールの「authorがありません」が倒せない
その結果・・・
ジワジワとエラーが減っていきました。まだちょっと残ってるんですけどね~。
こういったエラーをかなり放置していたので、評価が下がる要因となってしまったのかもしれません。
ちなみにこのアフィリエイトROCKも同じテンプレートで更新日もなかったので、こっそりつけてます。お気づきになられましたでしょうか。
PHPバージョン
またまた基本的なことで申し訳ないです。PHPバージョンも非推奨くらい古かったです。これを治しました。サーバーのコントロールパネルから変更できます。
直帰率を下げるために内部リンクやらサイドバーを頑張る
サイドバーは基本は広告バナーしか貼っていなかったのですが、メニューのような感じで内部リンクを張るようにしました。Canvaとかが画像加工には便利です。これで少しはPCでの直帰率が下がったと思います。
後は、アクセスの多い記事を中心に直帰率を下げる努力をしました。なかなか難しいですが、途中で「Speech Bubble」とかで吹き出しを入れたりと、アクセントをつけて、そこに関連する内部リンクを張るなど、ユーザー目線で頑張ってみました。
スマホ用ヘッダー追尾メニューをつける
最近のグーグルの発表でMobileでの見やすさを検索順位の指標に優先するとの変更がありました。
そこで、スマホでの利便性を上げるためにスマホ用のヘッダー追尾メニューを付けました。
色々と試したのですが、結局使ったプラグインが「WP Mobile Menu」というものです。
良いのか悪いのか何とも言えませんが、試した中では一番バグらなくて良かったですこれで少しはスマホの直帰率が下がればと思います。
こんな感じでスマホでヘッダーMenuがつきます。
メニューを開くとこんな感じで、見てほしい記事を載せることができます。
スマホメニューは今アフィリエイターの間で話題のテンプレートの「Cocoon」や「SANGO」であればデフォルト機能でスマホフッターメニューを追加できるので、これからサイトを作る人はプラグインではなく元々スマホメニューが実装されているテンプレートを使うことをおすすめします。
変なリンク否認
この投資サイトは変な自動被リンクを受けていました。
記事を更新するたびにその記事がリンク元のサイトに出てきてリンクされる自動的な仕組みのやつです。
ほおっておいたのですが、やっぱり否認しておいた方が良いかなと思い。改めてドメインごと否認しました。
参考:バックリンクを否認する
でも、3カ月前くらいから否認しているんですが、いまだに被リンクの一覧に出てくるんですよね~。まあ順位が戻っているからいいんですけど・・・。
テーブルプレスをスマホ対応にする
FX系、証券系アフィリエイトですと、各社の手数料とかを比較表で並べたりすることが多いんですよね。
そこで使っているプラグインがお馴染みの「TablePress」です。
ただ、表が横長になると、スマホの画面に無理やり抑えようとしてしまうので、非常に見づらくなってしまうんですよね。常々何とかしたいなあと思っていましたが、今回のアクセス減少を機会に本気で直してみることにしました。
色々なサイトを参考にしたんですけど。どこかだったのかな。
参考:WordPressで横長の表を崩さずに挿入する方法(レスポンシブ対応表)
Table Pressはスマホのレスポンシブには対応しているんですけど、無理やり画面内におさめてくるので、横長の表が見づらいです。
そこで、まずは画面をはみ出させるために、自動改行をさせないようにします。
white-space: nowrap;
これで改行をさせなくします。
そして、はみ出した部分を自動スクロールさせます。
<div style=”overflow: scroll;”>表</div>
こんな感じで表を囲んじゃいます。
これで、スマホでも横長の表が崩れることなく表示されるようになりました。
検索流入アクセスの少ない記事をノーインデックスに
これは本当に必要なのか。ちときになるところですが、検索流入のほとんどない記事についてno indexにしました。
この投資サイトは毎月のブログなんてものもやっているのですが、検索流入はほとんどありません。そういった記事を中心にno indexにしました。
でも、そもそものno indexの趣旨が低品質な記事をなくすということだと思うので、月々のブログが低品質なのかな~、と思うと、何とも言えませんが。
検索アクセス流入がないので、とりあえず no indexとしました。
リンク切れチェック
「Broken Link Checker」でリンク切れをチェックしました。
結構前からリンクエラーがたまっていたので、しっかりとなおしました。
目次をおしゃれに
目次がどうも見づらくて、おしゃれに変えてみました。
参考サイト:かっこいい目次デザインへ!Table of Contents Plusの設定とカスタマイズ方法
その結果・・・色々試して諦めかけていた時に順位が回復
どれも基本的なことで恐縮ですが、以上の施策をしつつ、記事を増やしたり、いろいろ施策を繰り返していました。
それでも全くビクとも動かなかったのですが・・・
むしろアクセスがジリ下がりだったのですが、8月にググっと回復してくれました。
これは多分、変動のタイミングみたいなのがあって、それを機にドメインの評価が元に戻っただけかなと思います。
上記の施策が良かったのか?新しいGoogleの基準に適していたか?と聞かれるとなんともわかりません。
投資系にはアマゾンや楽天がありませんので、まだジャンル的に助かっているだけなのかもしれませんね~。いやはや。
でも運営している他のサイトで看護師系のジャンルの中でも8月に順位がアップしたものもありました。特徴といえば1テーマ特化型でコンパクトにまとめられたサイトだったからかな~と思いますが・・・。
まあとにかく戻ってくれてよかったです。やはり順位があるうちにどんどんサイトを強くしていかないけないなあと思いましたね。
今後の方針 しばらくブレずに頑張ります
健康アップデートに続き、コアアップデートもなかなか理不尽な感じですが、公式や大手ばかりの検索結果がいつまでも続くとは思いませんよね。
ユーザーは個人の熱いサイトもみたいわけですよ。
大手サイトばかりになってくるとGoogleを使う人もどんどん減っていき、Googleも困るわけですから。
ですので、私もしばらくはブレずに熱いサイトを作り続けたいと思います。
ユーザーの役に立つ、世の中の役に立つサイト作りに今後も励みたいと思います。
今回の変動で常に成長し続けないと改めて気づかされましたね~。いやはや、やさぐれている暇などありません。
“土俵の真ん中で相撲を取る”
つまり、土俵際に追い詰められてから本気を出すのではなく、土俵の真ん中にいるうちから本気でやっていくべきということです。
というわけで、アフィリエイターにとっては厳しい状況が続きますが、あきらめずに粘り強く、良いサイトを作っていきましょう!!
以上、最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。
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