★ペナルティを受けてから回復するまで試行錯誤した結果をご報告したいと思います。
アクセスが順調に増えてきたのにある日突然サイトが検索圏外に吹っ飛びました。自演被リンクは数本しか付けておらずウェブマスターツールでも警告メールが来ていないのでいわゆる自動ペナルティのようです。
数か月何をしても戻らなかったのですがようやく少しアクセスが戻ってきました。同じような状況になっている方の参考になればと思います。
当サイトでも紹介している美容ブログが圏外に吹っ飛びました
アフィリエイトのスピードを上げて効果的かつ効率的に収入をアップさせるためブログ記事の外注化にトライしています。今回ぶっ飛んだサイトは「Google AdSenseで稼ぐコツ・方法 アドセンス用のブログを作れ!」でも紹介している美容関連のブログです。
この美容ブログはランサーズ等で外注して入手した記事のみで作られたサイトです。
自分一人でブログの記事を全部書いていては時間がいくらあっても足りないので、自分で丁寧にサイトを作る一方で、外注記事のみのブログも同時並行で作っていき、収益をアップを狙っています。
順調にアクセスは増え、1日100人程度のアクセスになり、収益も増え、月1万円以上の収益を上げていきそうでしたが・・・・
4月11日急激な暴落・・・・サイトが吹っ飛びました。
何が起きたかはわかりませんが、それ以降アクセスがほとんどなくなってしまいました。一体何が起きてしまったのか、せっかくうまくいきそうだったので非常に残念でした。
ウェブマスターツールに警告メールか何かが来ていないか、調べてみましたが何も着ていませんでした。いわゆる手動ではなく、自動ペナルティのようです。
検索圏外にぶっ飛んだ原因を列挙
とはいえ、明らかにペナルティを受けた変動だったので問題箇所を改善できればまた戻ってくると思い、色々と試行錯誤をしてみました。
2014年4月収入報告でも書きましたが以下が考えられました。
- strongタグの多様
- 薄い記事(500文字前後)の放置
- 構造化エラー
- 不自然な被リンク
- 画像にアフィエイトリンク
- 内部リンクの不足
1.strongタグの多様について
WordPressは「Ctrl+B」で太字になりますが、これは強調を意味しており、乱用するとスパム扱いされる可能性があります。マナさんの「strongタグとリンクの使い方を最適化し、シリウスSEO力アップ」の記事で解説されています。太字を使いたい時は「b」タグかCSSで<span style=”font-weight: bold;”>を使ったほうがいいようです。strongだらけだったので100記事あるブログをひたすら修正しました。しかし、回復はしてきませんでした。
2.薄い記事の放置
外注さんとは800文字前後で記事を書いてもらっていましたが、最低でも500文字はほしいと言っていたところ、ある納品のときほとんどが500文字ちょっと超えたくらいの記事が20記事ほど上がってきていました。
「次からは800文字以上でお願いします。」ということで了承してもらったのですが、この500文字の記事もまあいいかという気持ちで全てアップさせていました。この記事自体検索ではあまりヒットせず、アクセスもなかったのでサイトの価値を下げていたのかもしれません。これが原因かなと思い、500文字の記事は削除し、1000文字以上の記事を入れるようにしましたが・・・回復はしませんでした。
ちなみにブログの文字数は1200文字以上はほしいところです。
3.構造化エラー
ウェブマスターツールに登録すると構造化エラーが出ていました。「WordPressユーザー要注意!〜構造化データのエラーでアクセス激減?」の記事を参照ください。
よくわからないのですが、どうも使っているテーマ「stinger」ではよく発生するエラーのようです。このエラーは上記サイトを参考に修正しました。現在も発生していますが、徐々に減少していっています。ですが、これもペナルティの原因ではないようです。
4.不自然な被リンク
通常不自然なリンクでペナルティを受ける場合はウェブマスターツールで警告が来るようです。私のブログは警告が来ていなかったので関係はないと思います。実際、このサイトからリンクを送っていたのと、無料ブログから数本送っていただけでしたので問題ないと思います。ですが、念のため無料ブログからのリンクは削除し、このサイトからも「no follow」を付けました。
5.画像にアフィリエイトリンク
よくアクセスのある記事は歯に関する記事でしたのでここに電動歯ブラシや歯磨き粉のアフィリエイトリンクを張りました。見栄えをよくするためにASPで用意されているバナーではなく、実際の画像をコピーしてきてそこにアフィリエイトリンクを張りました。(リンクを改ざんする行為で場合によってはASPからペナルティを受けるので今後は控えますが)これがちょっと広告感出しすぎだったかなと思い、画像リンクを削除しました。ですが、効果はありませんでした。
6.内部リンクの不足
とにかく直帰率の多いブログでした。というのも1記事1テーマ完結の記事内容が多かったため他の記事を見る必要がなかったようです。「SEOの内部対策の教科書 |SEO初心者がまずすべき内部対策とは」でも紹介していますが、記事に内部リンクを増やすことがSEOにとって有効のようです。直帰率を下げることになりますし、ユーザーにとても有益です。
内部対策SEOを勉強したい方はこの本がおすすめです。内部リンクがなかったからといってペナルティにはなりませんが、今後も改善させていきたいと思います。
とまあ、以上を試してみましたが、いっこうアクセスが回復することはありませんでした。1ヶ月程度で回復するかと思っていましたが、甘かったですね。ほぼ諦めて次のサイトの作成に時間を充てることにしました。ですが、時々気になって何かしら修正したりしていました。そんなある日、ウェブマスターツールで「重複データ」のエラーが多く出ていることに気づきました。
何故こんなに重複していたのかといいますと、パーマリンクの変更が原因だと思います。外観テーマ「stinger」を使う前に別のテーマを使っており、投稿の日本語タイトルをURLにしていました。しかし「stinger」では日本語のURLを受け付けず自動で数字に変換してしまうため記事のURLが変わってしまっていたようです。Googleでは変更前の日本語のURLがキャッシュされており、変更後の英数字のURLが重複データであると認識し、エラーになっていたようです。
重複データもアクセスにはほぼ影響がないという話でしたが、治せるものは治そうと思い、修正しました。具体的にはリダイレクションをして、変更前の日本語URLから変更後の英数字URLへ飛ばすようにしました。WordPressのリダイレクションのプラグインでは「Redirection」が有名ですが、なぜか私のサーバーではうまく機能せず、諦めかけていたのですが、「Simple 301 Redirects」というプラグインがあり、試してみるとうまくいきました。
手動で100記事をコツコツ直し、経過を待ちました。
すぐには反映されなかったのですが、ある日ウェブマスターツールをのぞいてみると重複データがなくなっており、「おお!遂に改善された」と思いました。数日後、アクセスを見てみると、少し回復。いつもはbingからしかアクセスがないのですがこの日はyahooやGoogleからもアクセスがありました。
そして遂に・・・・・・
回復!!いや・・・ちょっとやけど!!
タイトルで検索してもちゃんと出てきますし、自分の中ではかなり回復したと思っています。4月から回復まで約3ヶ月かかりましたね。もとのアクセスに戻るまではもう少しかかりそうですが、記事を増やしたりなどして今後も大事に育てたいと思います。
そもそもなぜアクセスが増えていったのか
なかには役立つ記事ももちろんありましたが、500文字の記事等もあり、正直なぜアクセスが増えていったのかよくわかっていませんでした。
記事を量産したから増えたのか?そんな単純にアクセスが増えるのであれば誰も苦労しませんし、薄い大量の記事があふれているスパムサイトがもっと反映しているはずです。
実は自然な被リンクをもらえていたからだと思います。
SEOチェキのリンクチェックでは全く被リンクゼロだったのですが、ウェブマスターツールの「サイトへのリンク」を見ると、無料ブログ、内部リンクも含めて被リンクを見ることができます。
見てみると、自分でやった無料ブログやはてぶの他にもリンクがされています。リンクを辿ってみると主に「まとめブログ」系(例えば脚ダイエット特集とか)からのリンクが張られていました。うれしいことですね。1記事1テーマなのでそのテーマをまとめているニッチなサイトには引っかかりやすい内容だったのかもしれません。1記事1テーマだとリンクをもらいやすいかもしれませんね。
被リンクをもらうとサイトの価値が上がり、アクセスは増えますが、一方で500文字程度の薄い記事もあるのでペナルティを受けたのかもしれません。でもその場合も警告メールが来ると思いますが。とはいえ、今後も被リンクをもらい、アクセスを増やしていきたいですね。
自動ペナルティを解除する方法 まとめ
タイミングとしては重複データを改善させたことによる回復でしたが、実際のところどれが原因であったかははっきりしていません。とにかくできることは何でもしてみるのが良いでしょう。
自動ペナルティを受けたら以下の項目をチェックしてみてください。
- strongタグは多用していないか
- 薄い記事(500文字前後)は残っていないか
- 構造化エラーは起きていないか
- 不自然な被リンクはしていないか
- 画像にアフィエイトリンクはしていないか
- 内部リンクの不足はないか
- 重複データエラーは出ていないか
以上、アクセスがもとに戻るまで回復したらまた追記したいと思います。
では、少しでもお役に立てれば幸いです。
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