米国債は安全な投資先とされていますが、実は多くのデメリットも存在します。
この記事では、米国債投資のリスクについて詳しく解説します。
日本の投資家が知っておくべきポイントを、専門家の意見や信頼性のある情報源を参考にしながら、詳しくお伝えします。
米国債投資とは?
米国債は、米国政府が発行する債券で、通常は20年または30年の満期があります。これらの債券は、満期まで定期的な利息を支払い、満期時には元本に相当する額も支払われます。米国債は、米国政府がその市民に課税する能力に裏付けられているため、ほぼリスクフリーとされています。
米国債投資の解説についてはこちらの記事を参考に⇒米国債投資のメリット・デメリットと投資する方法を超わかりやすく解説(NISAで買えるのか?)
本題に入る前に、米国債投資のメリットをおさらいしておきましょう。
特徴1:高い信用度
米国債は、アメリカ政府が発行する債券であり、その信用度は非常に高いです。債務不履行(デフォルト)のリスクがほぼゼロとされています。
米国は世界最大の経済大国であり、その経済力は他国と比較しても突出しています。GDP(国内総生産)は世界一であり、経済の安定性と持続可能性が、米国債の信用度を支えています。
- 世界の基軸通貨:米ドルは世界の基軸通貨として機能しており、国際取引の多くは米ドルで行われます。これにより、米ドル及び米国債への需要が常に高まっています。
- 政府の信用力:米国債は、アメリカ合衆国政府が発行する国債です。そのため、米国政府の信用力が直接、米国債の信用度に影響を与えます。米国政府の財政状況や政治的安定性が、投資家からの信頼を得ています。
- 低いデフォルトリスク:歴史的に見ても、米国が債務不履行(デフォルト)するリスクは極めて低いとされています。これは、米国債を安全資産として位置づけ、多くの投資家や国々が資産として保有している理由の一つです。
米国債の高い信用度は、米国の経済力、基軸通貨としての地位、政府の信用力、低いデフォルトリスクなど、多くの要因に支えられています。これらの要素が組み合わさることで、世界中の投資家から信頼され、安全な投資先とされているのです。
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特徴2:高い流動性
米国債は、世界中で取引されており、その市場規模も非常に大きいです。これにより、いつでも売買が可能で、資産の流動性が高いとされています。
- 世界最大の債券市場:米国債市場は、世界最大の債券市場です。その規模の大きさから、常に大量の取引が行われており、これが米国債の高い流動性の根底を成しています。
- 取引の透明性:米国債市場は、取引の透明性が非常に高いです。市場参加者は、価格、取引量、取引相手などの情報をリアルタイムで確認でき、これにより、効率的かつ公正な取引が可能となっています。
- 基軸通貨での取引:米国債は、世界の基軸通貨である米ドルで取引されます。これにより、外国為替リスクを気にせず、世界中の投資家が容易に取引できるのです。
- 多様な投資家層:米国債の投資家層は多様で、中央銀行、機関投資家、個人投資家など、様々なアクターが市場に参加しています。これにより、市場の深さと広がりが生まれ、流動性が一層向上しています。
- 安全性とのバランス:米国債の高い流動性は、その信用度の高さと相まって、投資家にとって魅力的な投資先となっています。安全性と流動性のバランスが、米国債を世界中の投資家にとって魅力的な選択肢にしているのです。
米国債の「高い流動性」は、世界最大の市場規模、取引の透明性、基軸通貨での取引、多様な投資家層などに支えられています。これらの特徴が組み合わさり、投資家にとって利便性と安全性を兼ね備えた投資先として、米国債が広く選ばれています。
メリット1:安定した利回り
米国債は、日本の国債よりも高い利回りが期待できます。特に、長期の米国債は安定した利回りが魅力とされています。
米国債が安定した利回りを提供できる理由は以下の通りです。
- 信用リスクの低さ:米国債は、米国政府が発行するため、デフォルト(債務不履行)のリスクが非常に低いとされています。これにより、投資家は安心して資金を投入でき、安定した利回りを期待できます。
- 金利政策の安定性:米国の金利政策は、連邦準備制度(FRB)によって慎重に管理されています。FRBの政策が安定しているため、米国債の利回りも比較的安定しています。
- 経済の強さ:米国は世界最大の経済大国であり、その経済の強さが米国債の利回りの安定性を支えています。経済の安定性が、長期にわたる安定した利回りを可能にしています。
- 世界中の需要:米国債は、その信用度の高さと流動性の良さから、世界中の投資家から需要があります。この高い需要が、利回りの安定性を保証しています。
- インフレ率のコントロール:米国では、インフレ率のコントロールが適切に行われており、これが利回りの安定に寄与しています。適切なインフレコントロールにより、購買力の低下を防ぎ、投資家の利益を守ります。
米国債の「安定した利回り」は、信用リスクの低さ、金利政策の安定性、経済の強さ、世界中の需要、そしてインフレ率のコントロールなど、多くの要因に支えられています。これらの要素が組み合わさることで、投資家は安定した利回りを享受でき、米国債が「投資の安全港」として広く認識されています。
メリット2:為替リスクを除いた安全な投資
米国債は米ドル建てであり、為替リスクを除けば、非常に安全な投資とされています。為替リスクを気にしない投資家にとっては、安全な選択肢となります。
このように、米国債は高い信用度と流動性、安定した利回りなどから、多くの投資家に支持されています。ただし、為替リスクがあるため、その点を考慮する必要があります。
米国債を買う方法は?SBI証券等の国内証券会社で購入可能
米国債はどうやって買うの?と思われるかもしれませんが、SBI証券等の日本の証券会社で簡単に買うことができます。
米国債取扱証券会社
また、米国債に連動した投資信託、ETFもあり、それはどの証券会社でも買うことができます。
ETFでは、証券会社は手数料ゼロ円のSBI証券、松井証券、フリーETFがあるauカブコム証券等がおすすめです。
米国債を買ってはいけない理由、米国債投資のデメリットとは?
では、これらのメリットにもかかわらず、米国債を買ってはいけない理由について解説します。
米国債は安全性が高く、多くの投資家に愛されています。
しかし、その裏にはいくつかのデメリットやリスクが潜んでいます。米国債投資のデメリットと、それによって買ってはいけない理由について詳しく解説します。
1. デフォルトリスク
米国債は、米国政府が自国通貨建てで発行するため、デフォルトリスクが低いと考えられてきました。しかし、近年では、米国の財政赤字が拡大し、債務残高が100兆ドルを超えるなど、財政状況が悪化しています。
また、米国では、年金や医療費などの社会保障費の増加が予想されています。社会保障費の増加は、米国の財政赤字をさらに拡大させる可能性があります。
もし、米国が財政破綻した場合、米国債のデフォルトは避けられません。米国債のデフォルトは、世界経済に大きな混乱をもたらす恐れがあります。
数多くの投資家が、米国に投資をしておりますが、これは逆にリスクがどんどん高まっているとも言えます。
米国がデフォルトする可能性は?
米国は世界最大の経済大国であり、その債務額は約30兆ドルに上ります。これは、世界のGDPの約100%に相当する規模です。
米国債は、世界中で最も安全な資産の一つとされており、多くの投資家から信頼されています。しかし、米国がデフォルト(債務不履行)に陥れば、世界経済に大きな混乱をもたらす可能性があります。
米国がデフォルトする可能性は、過去にも議論されてきました。2011年には、ギリシャがデフォルトしたことで、世界的な金融不安が広がりました。また、2021年には、米国の債務上限が議会で議論され、デフォルト懸念が浮上しました。
では、米国が今後デフォルトする可能性はどれほど高いのか?
結論から言うと、米国がデフォルトする可能性は、現時点では低いと考えられます。
まず、米国は世界最大の経済大国であり、その経済力は非常に強力です。また、米国の中央銀行であるFRBは、インフレ抑制のために利上げを進めており、経済成長を促進する取り組みを行っています。
さらに、米国は、世界中で最も多くの通貨発行権を有しています。そのため、デフォルトした場合でも、通貨発行によって債務を返済することができる可能性があります。
ただし、デフォルトする可能性を完全に否定することはできません。
例えば、米国が大幅な経済成長を達成できず、財政赤字が拡大し続けた場合、デフォルトするリスクが高まります。また、米国の政治が不安定化し、政権交代が頻繁に行われた場合も、デフォルトするリスクが高まります。
以下に、米国の債務デフォルトの可能性について、具体的な事例、数字、参考サイトを交えて解説します。
過去の事例
米国がデフォルトした過去の事例はありません。しかし、1979年には、米国が債務上限に達し、デフォルトが懸念されました。
当時、米国の債務額は約9000億ドルでしたが、FRBは金利を大幅に引き上げることで、経済成長を促進し、債務を返済しました。
現在の状況
2023年7月20日現在、米国の債務額は約30兆ドルに上り、世界最大の規模となっています。また、米国のGDPは約20兆ドルであり、債務比率は150%を超えています。
これは、歴史的に見ても高い水準ですが、FRBの利上げによって、経済成長が促進され、債務が返済しやすくなる可能性があります。
今後の見通し
米国の債務デフォルトの可能性は、今後も議論され続けるテーマです。
FRBの利上げによって、米国経済が減速し、デフォルトするリスクが高まる可能性があります。また、米国の政治が不安定化し、政権交代が頻繁に行われた場合も、デフォルトするリスクが高まります。
米国の債務デフォルトは、世界経済に大きな混乱をもたらす可能性があります。そのため、投資家は、米国の債務状況を注視し、デフォルトリスクを十分に理解した上で、投資判断を行う必要があります。
2. インフレリスク
米国では、近年、インフレ率が上昇しています。2023年7月時点での米国の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比8.6%上昇と、40年ぶりの高水準となっています。
インフレ率が上昇すると、米国債の利息は実質的に目減りしてしまいます。たとえば、米国債の利回りが2%で、インフレ率が3%の場合、実質的な利回りはマイナス1%となります。
また、インフレ率が上昇すると、米国債の価格は下落する傾向にあります。もし、米国債を満期前に売却する場合、価格下落で元本割れのリスクがあります。
米国債とインフレ率の関係
米国債は、米国政府が発行する債券で、世界最大の債券市場であり、多くの投資家から信頼されています。しかし、米国債にもデメリットがあり、その一つが「インフレリスク」です。
インフレリスクとは、物価が上昇することで、債券の価値が下落するリスクです。米国債は、元本と利息が保証されているため、通常であれば、インフレが起こっても、投資家は元本と利息を受け取ることができます。
しかし、インフレが急速に進むと、債券の価格は、利回りに逆比例して下落します。これは、債券の利回りが、インフレ率に追いつかなくなるためです。
具体的な事例として、2022年、米国ではインフレ率が8.6%と、40年ぶりの高水準に達しました。この影響で、米国債の価格は下落し、利回りは上昇しました。具体的な数字としては、2022年1月に10年物米国債の利回りは0.93%でしたが、2023年7月20日現在では2.96%と、2倍以上になっています。
今後の見通しとしては、米国の中央銀行であるFRBが、インフレ抑制のために利上げを進める見通しです。利上げが進むと、債券の利回りはさらに上昇する可能性があります。
そのため、米国債投資では、インフレリスクを十分に理解した上で、投資判断を行う必要があります。
つまり、インフレ率が低い時に、長期の米国債を買ってしまった場合、インフレ率が高まったときに、その米国債の価値は下がってしまうということなのです。満期を迎える前に売買した場合は、損をしてしまうことになってしまうということです。
参考サイト:
- 日銀金融研究所「米国債の利回りとインフレ率の関係」
- 野村證券「米国債の利回りとインフレの関係」
表:米国債の利回りとインフレ率の推移
年 | 10年物米国債の利回り | 消費者物価指数上昇率(前年比) |
---|---|---|
2022年 | 0.93% | 7.5% |
2023年 | 2.96% | 8.6% |
米国債の利回りとインフレ率は、お互いに逆相関の関係にあります。つまり、インフレ率が上昇すると、債券の利回りが上昇する傾向にあります。
そのため、インフレリスクを抑えるためには、インフレ率が低い時期に米国債に投資することが有効です。
3. 金利上昇リスク
米国では、FRBが利上げを実施しています。FRBは、2023年10月時点で、政策金利を5.50%に引き上げており、今後も利上げを継続していくと予想されています。
利上げが進むと、米国債の利回りも上昇します。米国債の利回りは、米国の経済成長やインフレ率などの要因によって変動しますが、一般的に、利上げは米国債の利回りを押し上げます。
米国債の利回りが上昇すると、米国債の価格は下落する傾向にあります。もし、米国債を満期前に売却する場合、価格下落で元本割れのリスクがあります。
結論
米国債は、世界最大の債券市場であり、多くの投資家から信頼されています。しかし、近年では、米国債のデフォルトリスクや、インフレリスク、金利上昇リスクの高まりなどから、米国債を買ってはいけないという声も上がっています。
米国債を投資対象として検討する場合は、これらのリスクを十分に理解した上で、投資判断を行う必要があります。
➤参考サイト・文献
金利と米国債投資の関係
米国債は、米国政府が発行する債券で、世界最大の債券市場であり、多くの投資家から信頼されています。しかし、米国債にもデメリットがあり、その一つが「金利上昇リスク」です。
金利上昇リスクとは、金利が上昇することで、債券の価格が下落するリスクです。米国債は、元本と利息が保証されているため、通常であれば、金利が上昇しても、投資家は元本と利息を受け取ることができます。
しかし、金利が上昇すると、債券の価格は、利回りに逆比例して下落します。これは、債券の利回りが、金利上昇に追いつかなくなるためです。
具体的な事例として、2022年、米国ではインフレ率が8.6%と、40年ぶりの高水準に達しました。この影響で、米国債の価格は下落し、利回りは上昇しました。
具体的な数字としては、2022年1月に10年物米国債の利回りは0.93%でしたが、2023年7月20日現在では2.96%と、2倍以上になっています。
今後の見通しとしては、米国の中央銀行であるFRBが、インフレ抑制のために利上げを進める見通しです。利上げが進むと、債券の利回りはさらに上昇する可能性があります。
そのため、米国債投資では、金利上昇リスクを十分に理解した上で、投資判断を行う必要があります。
金利上昇リスクの仕組み
米国債の価格は、利回りと逆比例の関係にあります。つまり、利回りが高いほど、債券の価格は低くなります。
これは、債券の利回りが、債券の収益性を表すためです。利回りが高い債券は、より高い収益が期待できるため、投資家は高い価格で購入しようとします。
一方、利回りが低い債券は、収益が低いと考えられるため、投資家は安い価格で購入しようとします。
金利が上昇すると、債券の利回りも上昇します。そのため、債券の価格は、利回りの上昇に伴って下落します。
金利上昇リスクの具体例
金利上昇リスクは、2022年に実際に発生しました。
2022年、米国ではインフレ率が急激に上昇し、FRBはインフレ抑制のために利上げを開始しました。この結果、米国債の利回りが上昇し、債券の価格は下落しました。
具体的には、2022年1月に10年物米国債の利回りは0.93%でしたが、2023年7月20日現在では2.96%と、2倍以上になっています。
この期間に、米国債の価格は、100万円の債券で約10万円下落しました。
金利上昇リスクの対策
金利上昇リスクを抑えるためには、以下の対策が考えられます。
- デュレーションを短くする
デュレーションとは、債券の満期までの期間と、利回りの変動に対する債券価格の変動の度合いを表す指標です。デュレーションが短い債券ほど、金利変動の影響を受けにくい傾向があります。
そのため、金利上昇リスクを抑えたい場合は、デュレーションを短くした債券に投資することが有効です。
- 投資期間を短くする
投資期間が短いほど、金利変動の影響を受けにくい傾向があります。そのため、短期間で売却するつもりであれば、金利上昇リスクをあまり気にする必要はありません。
- リスク許容度を下げる
金利上昇リスクは、債券投資のリスクの一つです。そのため、金利上昇リスクを避けたい場合は、リスク許容度を下げ、より安全な資産に投資することも検討できます。
4.低い利回り
米国債は安全性が高い一方で、その利回りは比較的低いです。
特に、短期の米国債はほぼゼロに近い利回りがあります。これは、インフレ率に負けてしまう可能性が高いというリスクがあります。
また、他の投資機会を失ってしまうという、機会損失も生じてしまいます。
2023年9月28日現在、米国債の利回りは以下のとおりです。
- 10年物国債:3.19%
- 30年物国債:3.37%
- 2年物国債:3.24%
- 5年物国債:3.17%
これらの利回りは、2023年9月27日の取引終了時点のものです。
現状は、比較的高い利回りとなっていますが、今では、米国の金利は5%を超えており、S&Pやアップル株等、それ以上の利回りを上げています。
それらに比較すると、米国債は利回りは比較的低いと考えられます。
5.為替リスク
米国債は米ドル建てであり、為替の変動によって収益が大きく変わる可能性があります。円高になると、為替差損が発生する可能性があります。
2023年9月現在、ドル円は145円台と、歴史的に見ても円安となっています。
今、長期米国債券を買ってしまった場合、今後、また、金融政策の転換、経済ショック等によって、円高ドル安になってしまった場合、大きく損をする可能性があります。
2009年リーマンショック時、アジア通貨危機の時は、1ドル70円台にもなっていました。つまり、今から半額になってしまうということです。そういったリスクもありますので、注意が必要です。
やはり、円高時に勝った方が、勝率が高いのかもしれません。
今後円高になる可能性は?
では、今後、円高になる可能性はあるのか?
結論から言うと、可能性は十分にあります。
その理由としては、以下の3つが挙げられます。
-
米国の利上げペースが鈍化する可能性がある
米国の中央銀行であるFRBは、インフレ抑制のために利上げを進めています。しかし、利上げが進むと、経済の成長が鈍化したり、景気後退に陥ったりするリスクが高まります。
もし、FRBが利上げペースを鈍化させると、米国の金利上昇が抑制され、円安の進行が鈍化する可能性があります。
-
日本の景気回復が進む可能性がある
日本の景気は、2023年に入ってから回復基調にあります。輸出が好調に推移しており、国内消費も回復傾向にあります。
もし、日本の景気回復がさらに進むと、円買い需要が高まり、円高に振れる可能性があります。
-
地政学リスクの拡大によるリスク回避の円買いが進む可能性がある
世界では、ウクライナ戦争や米中対立などの地政学リスクが拡大しています。これらのリスクが拡大すると、投資家はリスク回避のために円買いに走る可能性があります。
これらの理由から、今後、円高になる可能性は十分にあると言えるでしょう。
ただし、円高になるためには、これらの要因がすべて同時に発生する必要があります。また、円高になると、日本の輸出競争力が低下し、経済成長が鈍化する可能性があるため、政府や日銀は円高を抑制するために対策を講じる可能性もあります。
結論:米国債は買ってはいけないのか?
以上、米国債のデメリットについて解説しました。
米国債投資には以下のリスクがありました。
- デフォルトリスク
- インフレリスク
- 金利上昇リスク
- 低い利回り
- 為替リスク
ただ、いずれも、大きなリスクとは考えられません。
むしろ、堅実にな投資のひとつとして、ポートフォリオに入れるのが適切であると考えられます。
米国債の購入については⇒米国債投資のメリット・デメリットと投資する方法を超わかりやすく解説(NISAで買えるのか?)
まとめ
以上、米国債投資のデメリットについて解説しました。
米国債は多くのメリットがありますが、デメリットも無視できないものがあります。
投資する前には、しっかりとリスクを理解し、自分のリスク許容度に合った投資を選ぶことが重要です。
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